私たちが製品づくりに使っている材料は、森で100年もかけて育ってきた大木です。
こう書き始めてみると、改めて背筋が伸びます。
私たちは創業当時から、使うからには最後まで木を使いきりたいと
取り組んでいます。
例えば、製材された材料から150㎝の長さのドレスラックの脚を木取ると、
30㎝くらいの短い材料が余ります。
この短材を、昔から挽物技術が盛んな神奈川県の小田原に運び、
挽物職人さんが一つひとつ「cosine TOY」のおもちゃにしています。
ドレスラックの脚の長さや、丸棒の長さを揃える時にカットして出る
いろんな形の木っ端は、大きなパレットに集めておきます。
たまったら袋に詰めて「こっぱっぱ」として製品によみがえります。
お店のイベントや幼稚園の保育などで、
子どもたちが自由自在にオブジェを作って、またまたよみがえります。
製材の幅サイズを揃える時にカットする耳(皮や皮に近い部分)は
社員休憩室の薪ストーブの燃料になっています。
ちょうど11月の中旬頃から、休憩室をあっためてくれています。
そして、さらに!
機械で木を削るときに出る木屑は大きな集塵機に溜ります。
この木屑も牛の寝床用に運んでいってもらいます。
敷き藁代わりの木屑は、堆肥になって土に還されます。
自然素材の木は、形を変えてもそれぞれに役目をはたしてくれます。
ぜんぶ生かせて、捨てるところがほとんどないのが
木のすごいところです。
