経年変化による着色の原因は、何と!カテキンなんだそうです。
カテキンと言えば日本茶の渋味成分としてよく聞く名前ですね。
実はこれ、フラボノイドの一種で茶の木以外の植物にも含まれている成分です。
そしてこのカテキンが空気に触れ酸化することによりタンニンに変化していきます。
タンニンといえば、湯飲みに付く茶渋の成分。
そうか、あの茶色い渋が着色の原因だったんですね!
私たちに馴染み深いメープル、ウォルナット、サクラは
相対的にカテキンの含有量が多めで、色の変化を起こし易いのだそうです。
この色の変化は、必ずしも直射日光によるものではなく、
直射日光の当たらない場所でも
10日、1ヶ月といった短い時間で変化が見られます。
この経年変化でやっかいなのは、物を置いた部分は白いままで
出ている部分の色の変化が大きく、ヤケたようになることです。
このまま、まだらのテーブルになってしまうのかしら..と
一瞬不安になりますが、ご心配はいりません。(おススメはしませんが)
最終的には全部同じ色になるんです。
カテキンは材の中にほぼ均一に分布しているので、
全部のカテキンが反応し終われば、材はどこも同じ色になります。
また、色の変化は表面の0.2㎜の深さだけなんだそうです。
自然はおもしろいです。
部屋に置いたときには、よそゆきの表情だった木の家具が
時と共に深みを増し部屋に馴染んでいきます。
そんな育てていくような感じがあって、木の家具っておもしろいんですね♪
