私たちの製品は「メープル」をメインに作っています。
毎日、板材や製品になったメープルは見ているのですが、
今回は、メープルの樹についてじっくりと調べてみたいと思います。
メープルはカエデ科カエデ属の落葉広葉樹です。
日本では楓の仲間になり、この樹の仲間は、
日本では百種類以上、世界中では2~3百種類!もあるそうです。
日本でお馴染みの楓は、赤ちゃんの手のような葉っぱを持つイロハモミジでしょうか。
秋の紅葉の中でも、ひときわ鮮やかな紅色で季節を楽しませてくれます。
ただ、日本で木材として用いることの出来るものは少なく、
イタヤカエデはその一つです。
樹高15~20m、直径50~60㎝にもなる木で、東北や北海道で良材が取れます。
こちらは、上の写真のように秋には黄葉で楽しませてくれます。
一方、私たちが使っているのは北米産のハードメープルです。
カナダの国旗に葉っぱがデザインされていますね。
こちらの樹高は30~40m、直径1mにもなる大木です。
カナダ東部~アメリカ北東部にかけての五大湖周辺に広く分布していますので、
北海道とほぼ緯度が近い地域から輸入していることになります。
計画的な管理の元で良質な材の供給が安定している、
北米産のハードメープルを選んでいます。
ハードメープルに分類される樹種では、シュガーメープルやブラックメープルが主です。
シュガーメープルは名前の通りメープルシロップが採れる樹です。
ちなみに、昔のカナダでは木の表面に傷を付けて、そこにバケツを引っ掛けて
樹液(メープルウォーター)を採取していたそうです。
それを煮詰めてメープルシロップを作っていたんですね。
現在は採取技術が改良され、チューブを用いて樹液を採取しているそうです。
メープルの魅力でもある白い木肌をそのまま生かすため、
メープルシロップの原料となる樹液でシミにならないよう、
樹の活動が止まる真冬に伐採を行います。
-30℃の頃が伐採時期だそうです。
ちょうど今頃、伐採作業が行われているかもしれません。さ・寒いッ!
樹にも、そして作業されている方にも感謝です!
次回は、ハードメープルが木材になった時の特徴をまとめてみます。

